
フィールド担当教員【専門領域】
崔 宰熏(天然物化学、生物化学)
概要
現在、世界にはわかっているだけでも3~5万種類のキノコが存在しています。それらには私たちの想像もつかないような無限の可能性が秘められています。今回の実験では、農薬の使用で蓄積する、ネオニコチノイドをはじめとした汚染物質の分解をキノコでできるのではないかと考えました。 まずキノコ狩りに行き、キノコを採取しました。様々なキノコを栄養素の違う環境で育て、成長速度の違いと分泌酵素の強さを調べています。今後は活性があるキノコを用い、キノコの種同定や、キノコと汚染物質を混合して実験を行い、汚染物質を分解することができるキノコを見つける予定です。