フィールドワーク

Fieldwork

地域住民からお話をうかがっている様子
地域住民からお話をうかがっている様子

フェアリーリング現象(芝生にリング状に芝の成長が促進した現象)を見つけた様子
フェアリーリング現象
(芝生にリング状に芝の成長が促進した現象)を見つけた様子

集落周囲に張り巡らした獣害防止用の電気柵を点検している様子
集落周囲に張り巡らした獣害防止用の電気柵を点検している様子

地域イベントのお手伝いの様子
地域イベントのお手伝いの様子

グローバル共創科学部のカリキュラムには、キャンパスを離れて実際に課題が生成する現場(フィールド)に赴き、調査・研究を実施するフィールドワークが組み込まれています。社会的課題を解決し、より良い未来社会を実現するためには、現場で多様な立場の人々と共に取り組む経験を積みながらその基礎を学ぶ必要があります。そのために全コースの学生が受講可能な学部共通科目として、「コラボラティブ・アプローチ基礎演習」「コラボラティブ・ワークスI~Ⅳ」「コミュニティサービスラーニング」など、卒業後に社会的・職業的に自立して社会的課題に取り組む能力育成に関わる授業が複数開講されています。これらの授業を通じて、コミュニケーション能力、リーダシップ能力といった社会人生活で求められる能力等を育成し、持続可能な未来づくりの担い手(課題解決人材)となってゆくことを目指します。

「コラボラティブ・アプローチ基礎演習(1年後期)」では、グループ活動を通して他者との協力の仕方や調査の一連の流れを学びます。社会的課題に取り組む上で、現場(フィールド)に出ることや、そこでさまざまな関係者とかかわり、課題を発見し、特定することは非常に重要です。また、明らかになった内容を他者に伝え、その後の課題解決につなげてゆくことも重要です。この授業では写真調査法や地理学的調査法などを用いて調査の一連の流れを経験し、成果の発表を行うことを通して、そのための基本的な素養を身につけます。

「コラボラティブ・ワークスⅠ(2年前期)・Ⅱ(2年後期)・Ⅲ(3年前期)・Ⅳ(3年後期)」は、フィールドへの参与、社会的課題の発見と探求、そして社会的課題の解決のための能力を育成することを目指します。とくに、フィールドの関係者らとの協働を通じて、共創型人材として必要な経験や能力を実践的に身につけます。具体的なテーマとして、スポーツ、アート、共生/ダイバーシティ、福祉、環境などを想定しています。

「コミュニティサービスラーニング(2年後期)」では、地域コミュニティのNPOやまちづくり団体などが主体となった地域の「コミュニティ」で行われる協働活動へ参加し、地域の社会人との協働を体験することを通して現実の課題を深く学びます。

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