
フィールド担当教員【専門領域】
立花由美子(博物館学)
概要
このワークは、美術館のオーディエンスについて考えるワークです。 美術館のオーディエンスと聞くと、美術館の利用者を思い浮かべる人は少なくないかと思いますが、美術館のオーディエンスには美術館を普段利用しない人・全く行ったことがない人も含まれています。美術館を考えるとき、とくに公共の場としての美術館を考えるとき、このオーディエンスについて考えないことには、本当の意味で美術館を考えたことにはならないのではないでしょうか。 そこでこのワークでは、大英博物館インタープリテーション部門が利用する量的・質的なアプローチをもとに、美術館のオーディエンスをはかり・分析し、その美術館のこれからの在り方について考えていきたいと思います。
メッセージ
美術館に行ったことがあってもなくても、美術館に興味があってもなくても、美術館のとびらはみんなに対して開かれています。美術館に行ったことがない人や、美術館に興味がない人は、どうすれば美術館にを自分の場所の一つと考えてもらえるのでしょうか。このワークを通じて一緒に考えてみませんか。