古民家まるのばで「夏祭り」イベント(2026年7月5日)

まちづくりと融合した地域福祉を考える(ワーク6)

 7月5日(日)、学生の活動拠点で夏祭りが開催されました。当日は雨予報でしたが、天候は何とかもちこたえ、屋外での活動も予定どおり実施することができました。
 前日から準備に入った学生たちは、竹鉄砲班、ドリンク班、昔遊び班に分かれ、それぞれ役割を分担しながら準備を進めました。
 午前10時の開始とともに、小さな子ども連れの親子や小・中・高校生、地域のお年寄りなど、多くの方々が続々と来場しました。ドリンクを片手にゆっくり過ごす人や、竹鉄砲で的を狙って何度も挑戦する子どもたち、室内で粘土遊びやけん玉に夢中になる子どもたち、お菓子釣りを楽しむ子どもたちなど、会場には楽しそうな笑い声が響いていました。
また、大人たちは地域の方が用意してくださった脳トレに挑戦したり、友人とおしゃべりを楽しんだり、元気いっぱいに遊ぶ子どもたちを温かく見守ったりと、それぞれ思い思いの時間を過ごしている様子でした。

 受付名簿を確認したところ、今回の夏祭りには約60名の方々にご参加いただきました。
 アンケートでは、「プログラムが豊富でとても楽しかった」「お兄さんやお姉さんとたくさん話ができて楽しかった」「普段あまり話す機会のない人と交流することができた」「地域の方々と話ができてよかった」「赤ちゃんがかわいくて癒やされた」など、多くの嬉しい感想が寄せられました。
 また、今後やってみたいこととして、「このようなお祭りのようなイベントを定期的に開催してほしい」「世界のさまざまな文化を体験してみたい」「水遊びを企画してほしい」「高齢者向けの遊びがもう少しあるとよい」といった意見も寄せられ、今後の活動につながる貴重な声をいただくことができました。
 今回は、南伊豆町で「田舎留学プロジェクト」を実施している早稲田大学の学生6名も参加してくださり、夏祭り終了後には交流の時間を設けました。学生の皆さんからは、南伊豆町での活動内容や地域との関わりについて紹介があり、地域住民からも高い評価を受けながら活動していることなどを伺うことができました。
反省会では、学生から次のような意見が出されました。
・この居場所に来ることが難しい人たちへのアプローチ方法を検討する必要がある。
・地域の方々と交流する機会を通して、自分自身の視野が広がった。
・自然が豊かな地域であることを生かし、自然をテーマにしたイベントを企画してみたい。
・世代ごとに適した接し方について考える良い機会となった。
・大平地区についてまだ知らないことが多いため、地域の魅力や課題についてさらに調べてみたい。
・遊び場が限られている地域だからこそ、異なる学年の子ども同士が交流できる場となり、新鮮だったという声が聞かれた。
・地域の方々の力を借りながら、誰もが集える魅力的な居場所をつくっていきたい。そのためには綿密な事前準備が必要である。
・地域内だけでなく、地域外との交流の機会を設けることも有意義ではないか。
・このイベントが保護者同士の交流のきっかけにもなっており、屋外にもゆっくり過ごせる座席があるとさらに良いと感じた。
・高齢者への配慮や参加を促す工夫が十分ではなく、多世代交流というテーマを十分に実現することはできなかった。昔遊びを通して、子どもと高齢者が自然に交流できる場づくりを目指したい。
・高齢者と子どもが交流する場面があまり見られなかったことは、今後の課題である。
・広報は小・中学校を中心に行ったが、保育園にも情報を共有できれば、より多くの参加につながったのではないか。
・中学生の参加が比較的多かったことは成果である一方、継続的な参加につなげるための工夫について検討する必要がある。
・既存の地域活動には参加者が固定化し、新しい人が入りにくい側面もあるため、多様な人が参加しやすい新たなコミュニティづくりも重要である。

 後期にもまるのばで大学生による企画を積極的に進めていきたいと思います。

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