01 カリキュラムの特徴
グローバル共創科学研究科では、平成17年9月中央教育審議会答申「新時代の大学院教育―国際的に魅力ある大学院教育の構築に向けて―」において示されている複数の科目等を通して体系的に学修を行うコースワークの充実を重視しています。コースワークを充実させ体系的な学修を可能にするために、複数の科目群を設定し体系的な教育課程をカリキュラム・ポリシーのもと編成し、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を養成する教育を行います。
専門とする主たる学問分野を超えて、多様な人々と共創し、持続可能なウェルビーイングの観点から社会課題を俯瞰し課題を見いだす高度な知識・スキルを修得するために、「共創科学基礎科目」を設定します。また、共創型研究の推進に向けて、高度な専門知識・スキルを獲得するために、「共創科学専門科目」を設定します。共創科学専門科目の履修については、学生が所属する領域の科目の履修を中心としつつ、他領域の科目を履修することで、文理融合の俯瞰的な視点を身につけられる履修ルールを設定しています。また、複雑かつ多面的な世界的・社会的課題の解決策に繋がる新しい価値をもった総合知を創造することができる知識・スキルを獲得するために、「総合知創出科目」を設定しています。
02 履修モデル
03 開講科目について
① 共創科学基礎科目群
必修科目
持続可能なウェルビーイングの観点から社会課題を俯瞰できる知識を学びます。
・共創デザイン論(1単位)
様々な社会課題に取り組む実践家や専門家によって社会課題や共創の手法を学びます。
・実践英語Ⅰ(1単位)
様々な学問分野を横断する共通言語としてのスキルを学び、グローバルコミュニケーションスキルとしての英語コミュニケーションスキルを醸成することを目標としています。
・データサイエンス・AI演習(1単位)
データサイエンス・AIの実践レベルを学びます。
選択科目
・データサイエンス・AI論(1単位)
・インターンシップ(1単位)
・海外研修(2単位)
② 共創科学専門科目群
「人間と社会のウェルビーイングに関する課題」に関する専門科目として「共生社会創造領域科目」、「地球環境のウェルビーイングの課題」に関する専門科目として「自然環境創造領域科目」を設定しています。すべて選択科目となります。
この2領域の科目については、エビデンスのある総合知を自ら創造することに繋がる高度な知識をバランスよく獲得するために、所属領域に加えて他領域科目の履修も求める必要単位数を設定しています。
| 共生社会創造領域 提供科目 | |
|---|---|
| 社会学 | 社会学特論・演習 |
| 建築計画学 | 建築計画学特論・演習 |
| 文化・芸術・言語学 | 文化・芸術学特論・演習 文化・言語学特論・演習 |
| 経済・経営学 | 経済・経営学特論・演習 |
| イノベーション学 | イノベーション学特論・演習 |
| 法学・倫理学 | 法学・倫理学特論・演習 |
| 心理学 | 心理学特論・演習 |
| スポーツ科学 | スポーツ科学特論ABC・演習ABC |
| 自然環境創造領域 提供科目 | |
|---|---|
| 農学 | 環境生物化学特論・演習 天然物化学特論・演習 |
| 理学 | 生命科学特論・植物・藻類生理学演習 天然物理学特論・演習 |
| 工学 | 材料科学特論・演習 環境エネルギー工学特論・演習 物質創成科学特論・演習 |
| 共通 | グローバル共創科学特別実験 I II |
③ 総合知創出科目群
必修科目として1年次、2年次の通年で専任教員ごとに開講します。主にセミナー形式で実施し、修士論文の執筆のための実験・実習、それに関する指導を行う場とすます。学生は主指導教員が開講する「グローバル共創科学特別研究Ⅰ・Ⅱ」の履修を必須とする。また、主指導教員の研究指導計画に基づき、必要に応じて副指導教員も指導に参加します。
・共創コロキウムⅠ・Ⅱ
本研究科では、研究科内の様々な研究分野の研究者、学生、学外のステークホルダーらが集い、学生の研究プロジェクトについてオープンな議論や共創型研究についての実践的な学びを行うことが可能な静岡大学共創HUBを設定します。静岡大学共創HUBにおいて、様々な学問分野のステークホルダーらが参加し、受講者の研究プロジェクトについて俯瞰的な視野で議論し、総合知創出の共創過程を実践的に学び、高度な共創型研究を進める知識・スキルを身につけることを目指します。静岡大学共創HUBで実施する科目として学外の専門家が実践してきた共創型研究の事例等を学び共創デザインと受講生のプロジェクトについて議論する「共創コロキウムⅠ・Ⅱ」を必修科目として1年次前期及び2年次後期に開講します。
