グローバル共創科学部では、本年度実施する令和9年度入試(主に現在高校3年生の方を対象とする入試)から、定員、募集枠及び選抜方法等を以下のとおり変更します。高い実践的経験や探究活動に取り組んできた方が、その成果と問題解決力を発揮し、さらに発展させることができる入試へと変更します。
現在私たちは、地球規模の課題である気候変動問題や、地域社会の最重要課題である地方創生・地域活性化など、あらゆる領域で複雑かつ深刻な問題に直面しています。こうした問題を解決するには、人文・社会科学から自然科学に至る広汎な知をつなぎ、複眼的観点から社会的課題を捉え、その中で生み出される「総合知」を活用することが必要です。
本学部は、「総合知」を生み出し、活用できる人材を「共創型人材」と呼び、こうした人材を育成することを目的としています。
本入試は、これまでの経験をもとに自ら問いを立て、複数の分野を横断して課題解決に挑む意欲と力を持つ人にとって、その可能性をさらに広げる機会となります。自らの経験を価値に変え、より高い次元で課題解決に挑みたい方の挑戦を期待しています。

1.総合型選抜について
(1)全学科枠を3つの重点型に分けて募集します
全学科枠を、スポーツ重点型、研究・技術活動重点型、国際・地域活動重点型の3 つに分け、各重点型で募集します。スポーツ、研究、技術、国際、地域活動などの高い実践的な経験や探究活動に取り組んできた方が、その成果を発揮できる入試へと変更します。
各重点型で出願を想定する方は以下のとおりです。
〇スポーツ重点型(10名)
実技経験、マネージャー業、大会運営、審判、スポーツボランティアなどの、スポーツに関する実績を持つ方
〇研究・技術活動重点型(10名)
文理を問わない探究活動・課題研究や、各種コンテスト・学会発表、プログラミング開発・ものづくり・データ分析などの、研究活動や技術活動に関する実績を持つ方
〇国際・地域活動重点型(10名)
留学・国際交流・英語活動・異文化理解の経験や、地域ボランティア・まちづくり・社会活動経験・課外活動を通じた地域との協働などの、国際活動や地域活動に関する実績を持つ方
(2)聴講・論述試験を小論文へ変更します
本年度からいままでの聴講・論述試験に代わり、小論文を出題します。小論文は以下のような出題形式を予定しています。小論文では、文系・理系の基礎学力、思考力、発想力、社会・環境・人間等への関心や問題解決への意欲等について判断します。文系・理系を横断した視点から課題解決に取り組む点は、本学部の特徴です。
なお、全学科枠各重点型、専門学科及び総合学科枠、社会人枠とも同一の問題となります。小論文の得点が配点の50%に達しない場合は、原則として合格対象者から除外します。
小論文出題形式の概要
・出題は自然科学分野と人文・社会科学分野の題材を扱います。
・解答にあたっては、英語や数理・データサイエンスの能力を必要とします。
(3) 英語力試験の成績に基づいて加点します
英語力試験の実績についてより評価するため、英検2 級相当以上の高い級位・スコアを確保した場合に最大20点加点します。そのため、英語力試験の加点後の得点は最大220点となります。
なお、スポーツ重点型は小論文(100点)、面接(100点)、活動調査書(150点)の計350点ですが、それを200点に換算した後に最大20点加点します。そのため、同じく英語力試験の加点後の得点は最大220点となります。
(4)「活動歴報告書」は廃止し、「自己推薦書」に一本化します
昨年度まで面接の参考資料として出願時に「活動歴報告書」と「自己推薦書」の提出を求めていましたが、今年度から「活動歴報告書」を廃止し、「自己推薦書」に一本化します。「自己推薦書」は志願者本人がボールペンまたは万年筆で作成してください。
面接では、地球規模の課題から地域社会の課題に至る様々な社会的課題の解決に取り組み、より良い未来社会の実現に貢献することへの意欲や、文系・理系双方への意欲、自らが熱心に取り組んできた活動への意欲等を総合的に判断します。
なお、「自己推薦書」に記載した各種活動の成果として、その根拠となる資料(証明書や記事等)がある場合には、それぞれA4サイズにコピー(拡大・縮小)し、他の出願書類とともに提出するようにしてください。
「自己推薦書」及び根拠資料は面接の参考資料とします。
(5)スポーツ重点型では「活動調査書」が採点対象となります
スポーツ重点型では新たに「活動調査書」の提出が出願時に必要です。活動調査書は要領・記入例に従って、志願者本人がボールペンまたは万年筆で作成してください。「自己推薦書」の記述内容と重なる箇所があってもかまいません。
「活動調査書」に記載した各種活動実績の根拠となる資料(証明書や記事など)について、それぞれA4サイズにコピー(拡大・縮小)し、提出してください。
なお、「活動調査書」及び根拠資料は面接の参考資料としては使用しません。
2.共通テストを課す学校推薦型選抜について
定員を12名とします。これ以外の変更点や配点については8月下旬に公開予定の、学校推薦型選抜募集要項を確認してください。
3.一般選抜(前期日程)について
A 方式[文系教科型](24名)とB 方式[理系教科型](24名)に分けて募集します。
本学部は、地域から地球規模までの社会課題解決に貢献する人材育成を目指しており、その中には環境問題など自然科学分野の理系を中心とした知識やデータ分析のスキルに秀でた人も含まれます。
そのような自然科学やデータサイエンス分野からのアプローチを活用しうる人材を、文系とは分けて独自に募集・育成するため、一般選抜(前期日程)において、文系教科型および理系教科型を設定します。
文系教科型および理系教科型のそれぞれの方式で定員を分けて募集し合否判定するため、より挑戦しやすくなります。
4.一般選抜(後期日程)について
共通テストについては変更ありません。
個別学力検査等は小論文のみとします。
5.私費留学生選抜について
昨年度との変更点はありません。
6.入学後のコース選択について
グローバル共創科学部は従来の学問分野を超え、人文・社会科学や自然科学など幅広い学問領域を学び、複眼的視点からものごとを把握・思考できる共創型人材の育成を目指しています。1~2年次は、全コース共通の基礎的カリキュラムで文理融合分野を幅広く学び、3年次に「国際地域共生学コース」、「生命圏循環共生学コース」、「総合人間科学コース」の3つのコースに分属します。
どの入試方式で入学した場合でも、全てのコースを選択可能です。
国際地域共生学コース:現代に生きる人々が、より創造的かつ友好的に暮らすための課題に挑戦し、従来の専門知にとらわれず、地域社会全体の繁栄に向けて地域と世界を架橋し、社会における包摂と積極的な調和を図ることを目指します。
(コース専門科目の例:防災まちづくり、グローバル協力論、エスニシティ論、比較文化から見る法、国際福祉社会論、視覚芸術論など)
生命圏循環共生学コース:新たな価値を創生し、持続可能な循環型社会を実現するための課題に挑戦し、地球の限界を見定めた生命圏の恵みの効率的な活用と再生、それに伴うリスクの回避を支える経済制度と技術開発を融合させた社会実装を図ることを目指します。
(コース専門科目の例:環境再生科学、資源循環化学、材料科学、遺伝と進化、農村・森林の環境と法、環境工学など)
総合人間科学コース:人間とはどうあるべきかを問い続け、真の豊かさを主体的に実現するための課題に挑戦し、旧来の産業社会の経済効率最優先とは異なる新たな見方や仕組みの構築することを目指します。
(コース専門科目の例:デザイン心理学、健康・医療心理学、スポーツ経営学、人間行動科学と刑事政策、生命・医療倫理学、スポーツの理論と実践Ⅰ・Ⅱなど)
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静岡大学学部入試(静岡大学公式ウェブページ)
〇各募集要項は以下の静岡大学公式ウェブページをご確認ください
静岡大学学部入試募集要項等(静岡大学公式ウェブページ)
〇過去問は以下の静岡大学公式ウェブページをご確認ください
静岡大学学部入試過去問題(静岡大学公式ウェブページ)
