静岡市駿河区の国際ことば学院日本語学校主催の運動会(草薙総合体育館)に参加しました。
赤、青、緑、黄色にチームが分かれており、各チームに学生が2名ずつ参加し、競技に出場したり、応援したりと、同年代の日本語を学ぶ若者との交流です。同じ場で一緒に競技をすることで、今後の活動をしていくため、関係づくりのための参加です。今後、9月も2回ほど活動し、10月のキャンパスフェスタには静大に来てもらう予定です。学生の感想も、何かを学ぶ・知るという態度から、今後継続的な関係性を続けていくにはどうしたらよいのかを考えるフェーズに入っていることが垣間見られます。これまでに学んできた背景ややさしい日本語の知識も役立っています。信頼関係を作り、交流を継続して、一緒に「ともに生きる」方法を模索するワークが主体性をもって形成されてきています。
【学生の視点から】
今回の運動会への参加を通じて、多くの留学生の方々と直接言葉を交わし、スポーツや応援を通じて交流を深めることができました。会場ではミャンマーやインドネシア出身の方を中心に、20代前半から半ばの同世代だけでなく、多様な年代や背景を持つ学生たちと出会いました。日本の大学でビジネスや専門分野を学びたいという目標を持つ方や、一度海外で活動した後に再び日本で学び直している方など、一人ひとりが明確な志を持って日々を過ごしている姿に大きな刺激を受けました。また、皆さん親切でフレンドリーでした。昼食の時間にはお菓子やフルーツを分けてくれたり、運動会で披露するダンスを笑顔で丁寧に教えてくれたりと、温かく接してくれたことが印象に残っています。言葉や文化に違いがあっても、一緒に体を動かし、笑顔を交わすことで、予想以上に早く打ち解けることができました。反省点としては 運動会が始まったばかりの時は少し緊張してしまい、自分から積極的に話しかけるまでに時間がかかってしまったことです。しかし、留学生の皆さんが優しく声をかけてくれたおかげで緊張がほぐれ、楽しく会話することができました。今後は、この運動会でできたつながりを一期一会にせず、さらに深めていきたいと考えています。まずは9月に予定されている「防災を考える活動」を通じて日常的なコミュニケーションや挨拶を重ね、10月31日のキャンパスフェスタでも自然に協力し合える関係を築いていきたいです。相手の目標や文化をリスペクトし、分かりやすい日本語での会話を心がけながら、信頼関係を築いていきたいです。
日本語学校と静岡大学(コラボラティブワークス)という大きい枠組みで見たら交流を継続することは可能だと感じた。日本語学校は日本語学校以外の学生、コラボラティブワークス側は実際に外国から日本に来ている外国の人(留学生とは違い、言語的レベルに差がある)、という互いにない部分を交流を通して補えると考えた。
ただ、一対一レベルの交流はスタートラインに立っただけで継続する努力と機会が必要だと感じた。どちらもそれぞれのコミュニティの中にいることの方が多く、しっかり交流できたかといわれるとそうではないと感じた。キャンパスフェスタまでに機会があれば、少人数のグループワークを通した交流ができたらいいと思った。また交流のためにやさしい日本語(特に平易~中間な日本語)をより身につける必要があると感じた。聞いて理解するところが難しく、またどこまで平易にすれば分かるか今回の交流で少しつかめた部分もあるがもう少し知識が必要だと感じた。
外国人の方々をゲストとして招くというより、お互いに共に場を協力して創り上げるキャストとして迎えるために、全てを自分たちで運営するというより、外国人の方々も主体として役割を対等に設計して、負担にならない範囲で選択肢を提示することが大切だと考える。そしてそれに伴い、お互い協働していく上で「やさしい日本語」などを適宜利用したりして、必要なサポートも柔軟に提供したい。
このような積み重ねが、フェスタまでだけではなく、フェスタの先までの長い目で見た自然な交流を継続することに繋がると考える。




