グローバル共創科学部平嶋裕輔講師の論文が、2023年度「日本フットボール学会論文賞 優秀論文」に選出されました

 グローバル共創科学部の平嶋裕輔講師が執筆し、Football Scienceに掲載された論文が、2023年度「日本フットボール学会論文賞 優秀論文」に選出されました。

論文題目:「New Goalkeeping Ability Index for Football Goalkeepers: Using a Regression Formula for Predicting the Probability of Goalkeeping Failure」
著者:Yusuke Hirashima, Kensuke Suzuki, Masaaki Koido, Takeshi Asai and Masao Nakayama
巻頁年:20巻 62-70pp, 2023
論文の概要:本研究では、我々の研究グループが開発したゴールキーパーのシュートストップ失敗確率予測回帰式(平嶋ほか,2014・2018)を用いて研究を進めた。まず従来の主要なゴールキーパーのシュートストップ能力評価指標であるセーブ率について検証を行った。その結果、セーブ率を用いてゴールキーパーのシュートストップ能力を評価をした場合、簡単なシュートを打たれているゴールキーパーの評価が高くなることが明らかとなった。それを踏まえ、次にSaving Indicator (SVIと略す)とSaving Score(SVSと略す)という2つの新しい評価指標を開発した。SVIとSVSはシュートストップ難易度や試合状況を踏まえ、ゴールキーパーのシュートストップ能力を評価することができる指標であると考えられる。
関連論文:平嶋裕輔・中山雅雄・内藤清志・浅井武(2014).サッカーにおけるゴールキーパーのシュートストップ難易度の定量化. 体育学研究, 59, 805-816.
平嶋裕輔・浅井武・深山知生・中山雅雄(2018).サッカーにおけるゴールキーパーのシュートストップ失敗確率を予測する回帰式の検証. 体育学研究, 63, 315-325.

なお、表彰式は2025年3月8日(土)・9日(日)に中京大学豊田キャンパスにて開催される、日本フットボール学会Congress内にて実施される予定です。

(関連ウェブページ)

日本フットボール学会:https://www.jssf.net/ja

日本フットボール学会論文賞について:https://www.shobix.co.jp/jssf/index.cfm?page=8

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