平嶋 裕輔

Hirashima Yusuke

総合人間科学コース

サッカー、コーチング学

静岡大学教員DB

研究紹介

ゲーム分析の流れ

主にサッカーを題材にして研究を行っています。
実際に自分がコーチング現場へ立ち、そこで感じた疑問や抽出した課題を、科学的な手法によって分析し、再度現場へフィードバックするということに取り組んでいます。
特に興味をもって取り組んでいるのが、試合や練習の映像から数量的なデータを抽出し、そのデータを統計的な手法によって分析することにより、主観ではわかりにくいことを明らかにする、「ゲームパフォーマンス分析」手法を用いた研究です。現在はテクノロジーの発展とともに、様々なデータが収集されるようになっています。収集されたデータをいかに活用することが出来るか、社会生活はもちろん、スポーツにおいても非常に重要な課題であるといえます。
また今後は、更なるテクノロジーの発展により、コーチングの現場にもAI等が進出してくると予想されます。そのようなテクノロジーを取り入れた、新たなコーチング方法の創出にも興味があります。

授業紹介

コーチング学

コーチング現場では常に状況が変化していきます。それは、選手も人間であり、また指導者も人間であるからです。その中で多種多様な目的を達成するためには、指導者の経験だけでなく、科学的知見に基づいた知識が重要となります。そして、それらを状況に応じて使い分けながら、コーチング行動を行っていく必要があります。

本授業では、まず指導者の果たすべき主な機能や役割について学習します。その後、スポーツの現場で生じる様々な問題について、現場での具体的な事例を示しながら議論を進めていきます。

受験生へのメッセージ

現在、部活動改革や暴力・ハラスメントの問題等、スポーツ指導の現場が大きく変化しようとしています。それに加えテクノロジーの発展もあります。そのため、指導者こそ学びを止めることなく、時代の先を行かなければなりません。将来スポーツ指導者を目指す方、スポーツクラブで働きたい方、ぜひ一緒にコーチングについて学んでいきましょう!

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