「ニューヨーク・タイムズ」本社記者ベルソン・ケン氏を講師としてお迎えし、講演会「日本からアメリカへ:ジャーナリズムの旅」を開催しました

グローバル共創科学部と未来創成本部は、令和7年2月19日「ニューヨーク・タイムズ」本社の記者であるベルソン・ケン(Ken Belson)氏を講師としてお迎えし、講演会を開催しました。本講演会の企画者でもあるピーターズ・マイケル(Michael Peters)助教が司会を務め、学生や教職員、地域の方の参加がありました。

講演では、自身の豊富な経験を元に、ジャーナリズムの仕事で良かったことと難しかったこと、キャリアの中で最も思い出に残るエピソードについてお話がありました。学生に向けて、グローバルなキャリアへの挑戦や、人生でやりたいことを見つけるために、自分の価値観に基づいた仕事を見つけることが重要であるとのアドバイスもありました。
また、ベルソン氏は記事を執筆する過程について、正確で明確、簡潔であることを重視し、どのように事実の収集と確認するか説明しました。「ニュースは止まらない」ことや「締め切り」の重要性についても触れ、「締め切り」は否定的に捉えるべきではなく、むしろ「良いストレス」であると述べました。読者に対して責任を果たすためには、「難しい質問」を恐れないことが大切だと強調しました。

講演後には、学生たちから「情熱を注げる仕事を見つけるためには何が必要か」などの多くの質問、「英語で書かれた記事を通じて、英語圏の読者が日本の文化を知る機会となっていることが分かった」という感想が寄せられました。ベルソン氏はそれぞれの質問や感想に丁寧に答え、参加者は大きな刺激を受けることができました。

ジャーナリズムやグローバルな視点について学ぶ貴重な機会となりました。

司会のピーターズ講師(左)と講師のベルソン氏(右)
ベルソン氏の豊富な経験を元に講演いただきました
質問に丁寧に回答くださるベルソン氏
参加者からは英語での質問・感想が多く寄せられました

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