ふらっと月ヶ瀬での地域防災イベント協力と松崎町蔵らでのインタビュー活動(6月15日-16日)

まちづくりと融合した地域福祉を考える(ワーク6)

6月15日は、学環3年の福本さんが企画した伊豆市にあるふらっと月ヶ瀬という複合施設を利用した「避難所生活体験」イベントに参加しました。デイサービスに通う高齢者もこのイベントに参加するということで、学生達は実際に消火活動や防災食の試食などに付き添いました。耳の聞こえにくい人や認知症の症状がある高齢者もおり、そのような人たちに対し、どのように分かりやすく説明を行い、イベントを楽しんでもらうか、試行錯誤しながら皆積極的に取り組みました。
車椅子に座りながら消火活動を行う高齢者をサポートする学生たち
防災食を一緒に味わう様子。味はなかなかです
翌日は、青羽根地区にある子安神社で第三日曜日に開催される「子安神社マルシェ」にお邪魔しました。地域資源を活用した地域イベントで、地元の農家の野菜や総菜、団子等が売られており、神奈川県からシンガーを招いたライブも行われていました。大きなテーブルを囲んでお茶を飲みながら皆でおしゃべり、まさに地域の交流の場になっていました。このマルシェを立ち上げた人に、どのような想いでこの活動を立ち上げ続けているのか、交流を通じて理解を深めることができました。
子安神社の前にて皆で記念撮影
6月16日は、松崎町にある「であい村 蔵ら」にお邪魔しました。蔵らはもともと依田勉三ゆかりの家が取り壊されることを聞いた青森さんが、この家を活用して何かできないかと友人たちに声をかけ、25名の仲間があつまり地区150年の古民家を借り受けたのが始まりです。ワーカーズコレクティブ方式を取り入れ、皆が資金を出し合い、家の改修等も自分たちで行ったそうです。そんな蔵らで様々な事業を展開するキーパーソンである青森さんと大きな戦力として活躍するお二人にお話を伺いました。蔵らを始めたきっかけや立ち上げ当初大変だったこと、経営状況、人気の秘訣、かかわる中で感じた自分たちの気持ちの変化など、様々な切り口からお話を聞くことができました。それぞれ得意なことを活かして、できる人ができることやる、という考えで無理なく自分のペースで働くことが長続きの秘訣のようです。皆さんが松崎に強い愛着をもち、そして皆さんの喜びを自分のこととして喜び、それを原動力に楽しんでいます。女性は70歳からがプラチナ時代という青森さんの言葉がとても印象的でした。
蔵らの店なかには所狭しと様々な手工芸品が並べられています
3名の方へインタビュー。左の方が代表の青森さん

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