掛川市・時ノ寿の森に行って来ました(7月6日-7日)

地域の共有資源としての森林の保全と持続可能な利用(ワーク5)

静岡市で史上初の40度という猛暑を記録した7月6-7日、<森に行く>というテーマの下、掛川市倉真の50年前に廃村となった集落跡の山林で、森林整備に取組む傍ら、
地域の財産として森林をおとなも子どももレクリエーションや癒しの場とすることができるような活動を行っている認定NPO法人・時ノ寿の森に行きました。

◆スケジュール

1日目(7月6日)
・理事長の松浦さんのレクチャー
 NPO理事長の松浦さんから、活動の背景やこれまでの歴史についてお話いただきました。
・倉真の山林を歩く
 松浦さんのガイドで倉真の山林に入りました。森を歩くというよりは、本格的な登山となりました。 
 学生は70代の松浦さんのペースに付いて行くのが一苦労でした。
・ミーティング:ポスター発表に向けた準備・打ち合わせ
 7月18日のポスター発表に向けて、各グループで打ち合わせをしました。
・バーベキュー&温泉・キャンプファイアー
 レストハウス前の広場で、みんなでBBQを楽しみました。その後、一部の学生は、松浦さんのご厚意で、車で5分ほどの倉真赤石温泉に連れて行ってもらいました。
 その後、キャンプファイアーをしながら、親交を深めました。

2日目(7月7日)
・事務局長の大石さんから、本日の小学生向けイベントについての説明・ミーティング
・小学生とともに<森で遊ぶ>
 この日は時ノ寿の森が力を入れている子どもたちに森林に親しんでもらう活動の一つである<森林レンジャーキッズ>(小学生高学
 年)のメンバーと森林で楽しもうというイベントに参加しました。ただ、猛暑のため予定していた森林の散策に代わり、川遊びをと
 もに楽しむというプログラムになりました。


 このワークでは県内各地の森林を視察する予定ですが、そのなかで今回の掛川市倉真の森林は産業としての林業が成り立たないエリア。
こうした生産機能を果たすことができない森林を地域の共有資源として活用していこうとする松浦さんたち時ノ寿の森のみなさんの活動から何を学ぶのか。これからの課題となります。

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