大平中学校での活動(11/6)と沼津市大平のコミュニティ祭り(11/9)での取組み

まちづくりと融合した地域福祉を考える(ワーク6)

11月6日に大平中学校で行われた総合的な学習の時間の発表会に参加しました。1年生から3年生までがごちゃ混ぜになりいくつかの部屋に分かれ、2、3年生がそれぞれの問題意識から調べ学習を通じて得られた考察について発表しました。内容についていくつか紹介します。
・高齢者が集まれる場所が必要
・農作物が余らないように、無人販売所を増やす
・大平の魅力(歴史、米、その他の野菜)を広く知ってもらう
・イベントで大平を売り込む←まずは地元住民から
・まるのばで大平特産の試食会
・クラウドファンディングで空き家の改修
・丸山遺跡(大平中の近く)のアピール、宣伝
・防災意識を高める活動

●西ヶ谷さんからの感想
中学生たちから思ったよりも、まるのばというワードが出ていました!中学生たちがやりたいを叶える場所として、まるのばを使っていくのも面白いのでないかなと感じました。例えば、古民家カフェ&みんなのやりたいを叶えるひみつ基地『まるのば』
→まるのばを舞台とした中学生との共創プロジェクト的なものを実施してもいいと思いました。
●宮﨑さんからの感想
僕が聞いた発表は、まるのばと直接つながる内容は多くはありませんでしたが、全体を通して、大平の伝統・産業・生物など、さまざまな分野で「まちの魅力を残し、広めたい」という思いをもつ生徒が多いと感じました。そこで、まるのばを拠点に、生徒たちがイベントやワークショップを主催し、自分たちの発信や表現の場として活用してもらえないかと考えました。また、まるのばの存在自体は知っていても、訪れたことがなく場所も知らない生徒もいました。まるのばでできることや、やってみたいことのイメージをより具体的にしてもらうためにも、まずは実際に足を運んでもらい、親しみを感じてもらいたいと思いました。
以下、印象的だった発表内容です。
・多様な生態系を守るために、生物の魅力を展示や講演を通して紹介。
・空き家をリノベーションして旅館にしたい。
・大平の魅力をチラシで広める。
・備品を整備し、農家にとって農業のしやすいまちにする。
・伊豆石を加工する石切り場の復興。

今後、何らかのコラボレーションが生まれるといいな、と思います。

中学生たちの発表の様子。皆タブレットを上手に使いこなしており、発表も問題意識、調査、考察と論理的に組み立てられていて、とてもレベルの高い発表会だったと思いました。

11月9日には、大平地区センターでコミュニティ祭りが行われました。あいにくの雨模様だったため、会場は室内に変更になりました。学生達は、まるのばのゆっくりくとつろげるスペースを提供しようと、美味しいコーヒー等の飲み物を提供し、話の出来るスペースを作りました。また、子供向けには千本引きのゲームを準備し、いろんなお菓子を取ろうと何度も挑戦する子供たちもおり、会場は大いに盛り上がりました。1階のスペースでは大平住民の制作した様々な手工芸品が展示されていました。2階の体育館では出し物が行われていたようです。

自分たちで作った千本引き
飲料の注文も多く大忙しでした
リラックススペースでの交流の様子
宮﨑さんが丁寧にいれるコーヒーは格別
展示コーナーでは素晴らしい手工芸品が沢山ありました。

終了後は古民家で振り返りと今後の活動に向けて話し合いが行われました。少しずつ2年生にバトンタッチしていく3年生たち。これからどんな活動が展開するか楽しみです!

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