里山と環境保全に関するリレー講義(7月17日)

地域の共有資源としての森林の保全と持続可能な利用(ワーク5)

7月17日午前、2年生が図書館ギャラリーに集まり、静岡キャンパスの雑木林を里山として保全・活用していこうという取組みを進めておられる横田宏樹先生(人文:地域産業論、森林経済社会学)をはじめ、小南陽亮先生(教育:森林環境教育学)、飯尾淳弘先生(農:森林生理生態学)、徳岡徹先生(理:植物系統分類学)のレクチャーを受けました。
もともとは里山を見学させていただく予定だったのですが、数日来の雨で安全面の懸念があったため、横田先生のゼミ生が大学の図書館のギャラリーで展示をされている最中ということで、急遽4人の先生によるリレー講義となりました。

講義では、展示されている樹木・木工品や写真などを見たり、さわったりしながら、横田先生から里山プロジェクトや先生が長年取り組まれてきたヨキカグプロジェクトなどについて、小南先生からは森林環境保全の場としての里山の重要性について、飯尾先生からは森林・木材の生態について、徳岡先生からは樹木や先生が開発した樹木判別アプリFind-treeについてお話をしていただきました。

 里山を見学することはできませんでしたが、学生は樹木・木材・森林について文理さまざまな分野から多角的な学びを得ることができ、講義終了後も多くの学生が先生方に質問をしていました。

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