今回のコラボラティブワークスでは、山中でキノコ狩りと生態観察を行い、キノコの多様な生態や自然との関わりについて学びました。カワラタケやシイタケ、ボウガクラゲなど約10種のキノコを採取し、生え方や活用方法、毒キノコとの見分けの難しさを体験的に理解しました。また、針葉樹・広葉樹の識別方法も学び、自然観察力の重要性を再認識しました。
講義では、キノコが真菌界に属し、細菌やウイルスとは異なる進化を遂げたこと、無性・有性生殖を環境に応じて切り替える仕組み、自身を分解する自己消化機能など、独自の生態的特徴を学びました。さらに、キノコが生態系の分解者として重要な役割を果たしていることをフィールド観察を通じて実感しました。
今回の活動を通して、菌類の奥深さと、生態系における目に見えない支えの存在に気づき、今後も自然との関わりを深めたいという意識が高まりました。




