11月9日、10日は学生たちがフィールドワークを行っている沼津市大平地区でコミュニティ祭りが行われました。大平にある地区センターを拠点に、室内で様々な年代の大平住民が作成した作品が展示され、多くの人が訪れていました。展示作品から大平には様々な技術をもった貴重な人材が多くいることが分かりました。翌日は、朝から舞台での出し物や焼きそばや焼き鳥の販売、おしるこのふるまいが行われ、こちらも多くの人でにぎわいました。


今回、学生たちは大平地区への理解をより一層深めるために、祭りのお手伝いを主に担当し、舞台の補助、おしるこづくり、健康相談サポートなどを行いました。地域の人たちと積極的交流する姿も見られ、大平住民からも頼られる存在になりつつある様子がうかがえました。
そして、今回は初めて古民家に宿泊しました。午後はそれぞれ、部屋の改装を行ったり、炭をおこしたり、晩御飯の買い出しに行ったり、役割分担して準備をすすめました。


食後は皆で今後の活動について計画を練りました。これまでいくつかの居場所を訪問したり、大平地区で実際に活動をおこなうなかで、何となく皆が目指したい居場所づくりが描けてきた段階です。話し合いの中で、まずは子供向けのイベントを来年春ごろ開催しようという話になりました。どんな活動になるかとても楽しみです。