10月12日は学生たちがフィールドワークを行っている沼津市大平地区のお祭りでした。大平地区には鷲頭神社という歴史のある神社が小高い丘の上に鎮座し、そこにたどり着くまでには150段ほどの階段を登らなくてはなりません。会場では住民の皆さんたちが朝からお祭りの飾りつけを行っており、学生たちも提灯を取り付けたり、紙垂(しで)と呼ばれる白い紙を飾ったり、またお店で出す焼きそばや焼き鳥づくりの手伝いをしたり、大忙しでした。


お祭りは午後3時からで、ぞくぞくと子ども達や地域の人たちが集まりました。今回の学生の一番大きな出番は、神輿担ぎです。皆経験したことがなく、内心ドキドキでしたが、地域の人たちが丁寧に指導して下さり、皆大きな掛け声にのりながら約300メートルほどの参道を練り歩きました。最後にしゃぎりの音と神輿の掛け声が一体化し、何とも感動的なひとこまでした。


今回の地域活動への参加と交流を通して学生たちが感じたり理解したことは、今後古民家を拠点としたイベントや活動を企画していくうえで、とても参考になる点が多くあったと思います。来年は是非泊りで参加してほしいと地域の方たちからの要望もありました。是非企画したいと思います。