杉山 康司

Sugiyama Koji

総合人間科学コース

スポーツ健康科学、運動生理学、 アウトドアスポーツ、バスケットボール

静岡大学教員DB

研究紹介

スポーツ科学分野から身体を科学する

スポーツや日住生活における運動の持つ特徴を科学的に解明するテーマに取り組んでいます.

  • ノルディックウォーキングの運動強度や効果に関して生理学的にアプローチしています.ノルディックウォーキングは2本のスキーポールをウォーキング用に改良した用具を使って腕で推進力を生み出しながら歩くスポーツですが、カラダに錘をつける運動以上にエネルギーの消費を促します.ポールが身体のどのような機能に影響を及ぼすのかを代謝および筋活動様相から検討しています.
  • 健康維持増進するために日常生活に密着したツールを考え、実験的に検証することにも取り組んでいます.我々が考案したブローライフルもその一つです.エビデンスとして、動きと生理学的応答との両面から検証することを試みます.
  • フィールド実験ではGPSシステムを利用したスポーツ活動中の研究を行っています.例えば、裾野市のスポーツツーリズムで推進している準高地トレーニングの効果は競技者に向け研究成果を配信しています.

授業紹介

総合人間科学概論(1年次):人をテーマとした研究の意義を学ぶ.スポーツ科学分野からは環境とスポーツ、用具開発と健康などを学ぶ.
健康科学論(1年次):競技、健康志向型のスポーツに関する科学的研究成果を学ぶ.
運動生理学(3年次):スポーツ・健康の課題を発見・解決するために体系的に学ぶ.
スポーツの理論と実践I(3年次):健康志向スポーツについて実践的理解を深める.
スポーツの理論と実践II(3年次):競技志向スポーツについて実践的理解を深める.
総合人間科学研究I・II(3年次):最新の研究調査、論文抄読、実験のデータ分析力修得
総合人間科学演習I・II(4年次):研究課題解決のための実験スキルとデザイン力修得
卒業研究(4年次):スポーツ健康科学分野での研究論文完成.

受験生へのメッセージ

スポーツを学びたい人が平和で幸福な未来社会の建設に貢献できるため、総合人間科学コースはスポーツ分野のカリキュラムを備えています.
スポーツは世界を救う!、世界をつなぐスポーツの力、Sports for Everyoneという時代の先駆者を目指し、一緒に学びましょう.

杉山研究室 ゼミ研修旅行 富士山西麓にて

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