グローバル共創科学部の令和9年度入試における変更について

 グローバル共創科学部が実施する令和9年度入試の変更のうち、主な3点について説明いたします。
 そのほかの変更点については、「令和9年度入試 募集方法及び受験教科・科目等 令和8年度からの変更点」をご参照ください。

 令和8年度入試までの一般選抜(前期日程)では文系・理系を問わず募集をしていましたが、令和9年度入試からはA 方式[文系教科型]B 方式[理系教科型]に分けて募集します。大学入学共通テストの具体的な教科・科目は以下の通りです。

 本学部は、地域から地球規模までの社会課題解決に貢献する人材育成を目指しており、その中には環境問題など自然科学分野の理系を中心とした知識やデータ分析のスキルに秀でた人も含まれます。
 そのような自然科学やデータサイエンス分野からのアプローチを活用しうる人材を、文系とは分けて独自に募集・育成するため、一般選抜(前期日程)において、文系教科型および理系教科型を設定します。

 令和8 年度入試までの総合型選抜(全学科枠)では「これまで熱心に取り組んできた学業・学業以外の各種活動」を一括りにして募集していましたが、令和9 年度入試から取り組んだ各種活動を、スポーツ重点型研究・技術活動重点型国際・地域活動重点型の3 つに分け、各型で募集します。

本学部は、幅広い知識と経験を活用し協働できる人材育成を目指しています。特に総合型選抜では、学力試験で測りきれない思考力・課題解決能力・表現力などを重視した募集を行っています。そうした中、現状の評価枠の細分化により、受験生の各活動によって得た専門的な知識や成果をより深く評価し、多様な社会的課題に取り組む意欲と能力をもつ受験生を幅広く募集するため3 つの重点型を設定します。なお、「総合学科及び専門学科枠」そして「社会人枠」は募集を続け、これにより多様性を確保します。

 本学部の総合型選抜の出願資格のひとつに「英検準2 級相当以上」の英語の学力が求められていますが、令和9 年度入試からはその出願資格は維持しつつ、英検2 級相当以上の高い級位・スコアを確保した場合に加点をします。
 変更の背景として、本学部は英語を重点科目のひとつとしてカリキュラムに編成し、1 年次からの海外留学を推奨していることがあります。英語は、海外の情報を得るだけでなく、国際交流やキャリア形成においても不可欠な能力となりつつあります。本学部は、受験生により高い英語力の獲得を目指して欲しいと考えています。また、獲得された能力は正当に評価される必要があると考え、それに応じた加点をすることにしました。

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