磨いてきたビジネスプランは異分野との結合を意識して

イノベーター育成のためのスタートアップと企業・行政コンサルティング(ワーク16)

11月27日(木)、コラボラティブ・ワークスの授業「イノベーション・スタートアップ」のファイナル・ピッチ(最終発表会)を静岡県のSHIP(静岡市葵区)にて、一般来場者が見守る中、2年生9人と坪井秀次准教授が開催しました。これまで学生は、授業で学んできた、デザイン思考でユーザーや顧客に寄り添い、イノベーション・リーン・キャンバスでビジネスプランを考え、タイムスリップ・マネジメントで未来の最高と最悪のビジネスの場面をイメージして、ビジネスプランを磨いてきました。
6チームの発表があり、ベンチャー支援機関やベンチャーキャピタルの審査員が新規性・差別化、情熱、国際性、収益性などを基に評価。審査の結果、第1位は学生がユーザー車検を代行する「まるっと車検」を提案した芹澤元気さん、第2位は農業とマッチングアプリを組み合わせた「NATURAL DATING GOALS」の服部那月・増田のぞみさん、第3位は推し色と静岡名産を組み合わせた「推しから始める地域貢献型カフェ」の配島海音さんに決定しました。
担当の坪井准教授は「限られた業界の中ではイノベーションが起こしにくいのも事実。異分野との結合を意識したビジネスプランを続々と学生が発表してくれました」と話していました。来年度も新たな学生たちが集まり、ビジネスプランを作り、ピッチ大会やビジネスコンテストへの出場を進めていく予定です。

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