草木を活用して脱プラスチックに貢献

私の研究テーマはこんな感じです

私はセルロースとプラスチックとを混ぜ合わせた「セルロース系複合材料」の開発を行っています。草木は地球上に豊富に存在し、光合成によって二酸化炭素(CO2)を吸収し、吸収した炭素(C)は葉を茂らせたり、幹を太くするために使われます(炭素固定)。よって、燃やしても光合成で固定した炭素がCO2にもどるだけなので、大気中のCO2濃度を上昇させないカーボンニュートラルな材料です。しかし、自動車や家電製品に使われるようにするためには、乗り越えなければならない技術課題が多いのも事実です。近い将来、セルロースを使った材料が身の回りで当たり前に使われる社会をつくることで、社会に貢献することが私のミッションです。

こんなこと知りたい、話し合いたい、教えてほしい!

プラスチックは安くて軽くて水にも強く、身の周りで沢山使われています。でも、その製品は100%プラスチック製である必要があるのでしょうか。このような視点で見渡し、セルロース系複合材料に置き換えたら面白そうな製品のアイディアをいただければ。

私、こんなことできます。このことなら私に聞いて~

プラスチックに草や木などセルロースを主成分とするものを混ぜた材料を作ることが得意です。廃棄処理される茶殻、藁、野菜の茎、枝など何でも材料になり得ます。「廃棄処理している○○を活用できないか」といった御相談があればお声がけください。

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