英語現地人教師による教材開発とその役割

私の研究テーマはこんな感じです
第二言語として言語を学ぶときの教師の役割と教材の補完について研究しています。教室活動で学ぶ内容を学習者の言語レベルに合わせるだけではなく、学習者の背景文化や使用場面を考慮したり、学習者の反応に合わせて即興で教材をアレンジしたりできるのは、現場で学習者に直接関わっている教師にしかできません。しかし、現場の教師は経験も特技も様々で日々模索しながら指導しているのが現状です。特に発展途上国では教材や情報収集方法が少なく、教師教育環境も十分に整備されているとはいえないので、その傾向が顕著です。そのような地域の英語教師が協力して教材を補完できるような環境づくりをめざしています。
こんなこと知りたい、話し合いたい、教えてほしい!
言語学習アプリ作成の基礎の基礎(アプリ構築に最低限必要なスキル、情報、機器など)を知りたいです。 言語学習アプリを、アナログに紙媒体(郵送など)で遠隔教育する例があれば、そのしくみを知りたいです。
私、こんなことできます。このことなら私に聞いて~
日本語の校正は少し自信があります。 直接法(媒介語を使わないで日本語だけ)で日本語を教えられます。 学習管理システム(LMS: Learning Management System)を学ぶ側でも教える側でも国内外で複数使ったことがあります。
“英語現地人教師による教材開発とその役割” に対して4件のコメントがあります。
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小さな子供が外国に行って現地の社会に入った時に,言葉を学ぶ速さには驚きを感じます。おそらく,実体験(モノや状況と言葉が一致する)・必要性(なんとしてもコミュニケーションをとりたいという強い意志)・観察力と推察力(相手がどんな時に,どんなものを指して,どの様な言葉を発して受け答えをしているのかの観察と推察)なのかなと思っています。単語などを覚えてもらうのも大事ですが,(子供なら)思い切って何かのシチュエーションに入り込んで,他人の言葉のキャッチボールを見せられるようにするのが大事なように思います。
貴重なコメントをありがとうございました。何かのシチュエーションに入り込んで実際のキャッチボールを見せる、ですね。本当にその通りです。教師がいる教室という場で言葉を勉強する場合も、教師の役割はどの程度実際の言語行為のシチュエーション(実体験・必要性)を作り出すかだと思います。子供たちに限らず観察力と推察力のある学習者は、状況や意味を瞬時に読み取ってすぐ応用していきますが、そうでない学習者にもわかってもらえるようなシチュエーションづくりが大事ですね。
ほぼ直接法でマイナー言語を習った経験があります。数か月のうちに、中高大学と10年以上授業を受けてきた英語よりも話せるようになり、驚きました。
その言葉を話す人に助けてもらえる状況、どっぷりとその言葉に浸れる環境、そしてやり抜く気力と努力。素晴らしいです。どのマイナー言語かがとても気になりますが、貴重なコメントをありがとうございました。