学校に潜在するリスクの「実態」と「認知」に迫る

私の研究テーマはこんな感じです
身体的事故やいじめ、SNSトラブルなど、諸学校には子どもを取り巻く多くの危険がある。では、その危険はどの程度発生する可能性があるか、どの程度子どもに深刻な影響を与えるのかというリスクの程度は定かではない。更に、安全管理をする立場にある教員・保護者・地域といった関係者がリスクをどう捉えているかも明らかでない。一方で、リスクがあってこそ教育となる活動も有り得る。リスクと教育を両立するには、どの程度リスクがあるかの「実態」を知ることと、それをマネジメントする人々の「認知」を知ることが必要だと考えられる。このような問題意識に基づいて同テーマでの研究をしています。
こんなこと知りたい、話し合いたい、教えてほしい!
上のテーマで触れていないように「子どもがリスクをどう捉えているか」は今まであまり探索していないため、そうしたことを知りたい(今後やってみたい)です。
私、こんなことできます。このことなら私に聞いて~
心理学とその周辺領域でのデータ分析を頼まれることがよくあります。
“学校に潜在するリスクの「実態」と「認知」に迫る” に対して11件のコメントがあります。
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「リスク」は、自分の外にある、客観化されたものを言うのでしょうか。「リスク『要因』」のようなものをどう考えるか、自分も当事者となる関係性の中のリスクはどう扱えばいいでしょうか。
実際、強制される教育がなくなってから忍耐力が弱くなったといわれることが多くなったと思うが、それはデメリットなのか、もともと必要のない過度な忍耐をしていたのかは気になっている。
いじめ、不登校が増えているので、学校でのリスク….考え深かったです。
自分の息子(高校生)が今まさに不登校となっている。学校が好き、友達も好きで楽しいのに学校にいけない。研究成果が気になります。
“SNSトラブル”といえど、結局問題になる相手はリアルの友人であるケースが多いので、ネットでの詐欺と友人のトラブルは別問題としてとらえています。
(小さな)子供って,「リスク」という考え方をどれくらい持っているのか,確かに気になりますね。無邪気になんでも突っ走ていたのが,いつのまにか「リスク」を考える様になり引きこもりになったりもするのでしょうか?
不登校というか自分の意志で登校をしない選択をした息子が2人います。長男は定時制高校を卒業し、今、大学で心理学を専攻していますが、学校内でおこっている現状を数値化、客観的分析することで対策が始まるので、とても興味があります!
リスクをなかなか自分事としてとらえられる生態が少ないように感じられるため、結果を知りたいと思った。
リスクというと危険なもの、取り除かなくてはならないものという意識が高いが、子供の成長には必要なリスクもあるのかな。
学校に潜在するリスクの問題にアプローチすることは、人的資本投資の効果についての不確実性を検討するうえで重要であると考えます。
教育を取り巻くリスクの「実態」を知る事とマネジメントする人々の「認知」が人的資本の蓄積にどのような影響を与えるのかについて関心があります。