地域スポーツクラブの社会的成果と文化的要因について
私の研究テーマはこんな感じです
古くから国策として地域スポーツクラブ政策が続いている中、2000年以降の現在では「総合型地域スポーツクラブ(以下総合型クラブ)」の振興が進んでおり、一定の成果を挙げています。しかしながら、未だ総合型クラブの普及・知名度は十分とは言えず課題が山積しています。実際に国民のスポーツ実施状況は、その活動率が年々伸長しながらも個人的に行う傾向にあり、集団(クラブ)としての活動は敬遠されている様相にあります。そこで私は、総合型クラブの社会的成果を定義し直す中でそれを実証的に明らかにすると同時に、一方でなぜ、総合型クラブが定着し得ないのかについて、当該地域の文化的要因に求めて明らかにしたいと考えています。
こんなこと知りたい、話し合いたい、教えてほしい!
地域の文化的要因の捉え方やその内容について。地域を社会レベルとして捉えるべきか、または個人レベルとして住民意識の内部(価値等)までを捉えるべきかについて。また、地域社会論における調査方法のトレンドをお聞きしたいです。
私、こんなことできます。このことなら私に聞いて~
スポーツ活動の基盤となるスポーツ事業(クラブ経営、施設運営、プログラム運営)やスポーツ組織に関する理論的整理や、それを明らかにするための質問紙調査の方法論など。また、静岡県内のスポーツ推進に関してコーディネートすることができると思います。
“地域スポーツクラブの社会的成果と文化的要因について” に対して4件のコメントがあります。
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いずれにしても、学校を地域社会の中でどう捉えるか?
逆に、学校がどう自己規定するかが大きな要素のひとつかと思います。
誰もが参加できる仕組みを作ってほしい。
社会人になると,(日本の場合?)時間的な自由度が低く,集団としての活動に入りにくい面があると思う。逆に,子供の時からの「地域との繋がり」も昔に比べて希薄になっているので,大人になってから「地域のために何かをやろう・集団で何かをやろう」という感じにならないのではないかと思います(そういう世代が親になってきていますし)。個人主義が増していますし。良し悪しは兎も角,PTA活動の停滞もそうかもしれません。集団で行うときにどうしても出てくる義務的なものをなんとかしないといけないのかもしれません。
市町村合併地域における行政と住民組織の相互関係を通じたスポーツ運営に関心を持っています。一方で、「地域」とは何かについての議論の必要もあるかと思います。スポーツのような目的型組織における「地域」が、町内会などのような地縁型組織との持つ違いについても検討できればと感じました。