超高齢社会・DX時代での道具の使いやすさ研究

私の研究テーマはこんな感じです
モノの使いやすさの向上について関心を持ち,人間の心の仕組みとモノの使いやすさの関係を明らかにする研究を行ってきました。具体的には,モノを使う際の人間の心の特性,使いにくいと感じるモノのデザインの特徴などについて認知心理学や認知工学(認知心理学の研究分野の一つ)から研究をしてきました。近年,超高齢社会とデジタルトランスフォーメーションへの期待を背景として高齢者のデジタルテクノロジーの利用促進が社会的に期待されています。この状況の中で,最近は高齢者にとって使いやすいデジタルテクノロジーのあり方や使うための支援方法を考えるために,高齢者がモノを使う際の心のメカニズムを明らかにする研究を進めています。
こんなこと知りたい、話し合いたい、教えてほしい!
超高齢社会においてモノ作りをされている方々が,今後どのような新しいテクノロジーを考えてらっしゃるのか是非知りたいです。
私、こんなことできます。このことなら私に聞いて~
モノの高齢者対応のユーザビリティテストやリビング・ラボ活動を継続的に実施してきました。高齢者対応を考えているモノが本当に高齢者対応できているの評価が可能です。
“超高齢社会・DX時代での道具の使いやすさ研究” に対して5件のコメントがあります。
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バリアフリーやストレスフリーが求められる今の時代に必要だと思いました。
デジタル化の流れは止められないと思いますが、全部その方向というのがいいのかどうか共存みたいなことは考えられないのでしょうか。
特に高齢者に対しては,皆がすでに馴染んだ操作や動きを基本として開発するのが良いのかなあ,と漠然と感じました。あと,本当に必要な機能を絞るのも大事かと。
高齢者へのデジタルテクノロジーの利用促進を公共政策で実施する場合、その有効性を評価する上でも重要なテーマであると思います。
高齢者のデジタルテクノロジーの活用促進やロボットやAIの活用が、経済全体の労働生産性を高めるか否かについて関心があります。