子どもの運動遊びを考える

私の研究テーマはこんな感じです
子どもの総合的な体力低下や運動習慣の二極化などさまざまな課題が取りざたされています。それに対し、子どもが楽しみながら主体的に体を動かせる場やそのしかけが重要とされており、それらの課題解決に向け、例えば日本スポーツ協会は手軽な遊びを切り口としたACPを発信している。これは、子どもが発達段階に応じて身につけることが望ましい動きの習得を目指しています。今回は、その中の鬼遊びに着目し、身体活動量とともに遊び中に発現する基本的動作の種類や頻度についての検討を試みます。
こんなこと知りたい、話し合いたい、教えてほしい!
子どもの動きを評価する方法について、いろいろな方からご意見をいただきたいです。
これが私の得意技です! このことなら私に聞いて~
伝承遊びなどを学生と紹介しながら、子どもを対象とした一般的な走跳投などの測定と分析できます。
“子どもの運動遊びを考える” に対して39件のコメントがあります。
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古い人間ですが,子供の頃は学校内の遊びだけでなく,放課後に友人と外で走り回って遊ぶ機会と「場所」がありました。それは自然の中だったりして,決して「安全な」場所ではなかったですし,「様々な障害」もあり,その中を怪我をしないように乗り越えながら遊んでいたと思います。そうした中で,体力はもちろんですが,様々な判断力や体の基本的動作も身について行ったのかなと思います。平面のグラウンドだけではなく,そのような場所がもっとあると良いなと思います。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り遊ぶ場がなかったり、遊ぶ相手や時間もなくて、昔とは違った環境になりつつあると思います。
安全に効率よく恩恵を受けられる場や道具が考案されていりますが、運動としての刺激を考えると、合わせて人が場に合わせて動きや遊び方を工夫するようなことも大事だと思います。
子供のころ、よく友達と外を走り回って遊んでいたことを思い出しました。
今は「遅刻する~」と思いながら走っていますが、それができるのは子供時代に走り回っていた蓄積なのか?!
コメントありがとうございます。
走り回りながら、身体のバランスを整える能力を身につけたのだと思います。
子供だけでなく、大人も運動は大切ですよね。
大学内の移動で運動不足を実感しました。
静大は高低差も大きいので、学生は大学内で授業を受けながら、自然と身体づくりをしていることになっています~
子供たちの運動能力低下が年々増えているので、運動ができる場やイベント(無料)でやっていただけるといいなと思いました。
コメントありがとうございます。
子ども体力に関する関心は地域でも高まっていて、いろいろイベント等を通した仕掛けや、よく練り込まれた公園の遊具などなど…活用できるかな~と思います。
同じ遊びの中でも、人によって運動量が違うと思います。
検討の際にどのようにして運動量を測るのか気になりました。
コメントありがとうございます。
運動量をいくつかの方法でとらえることができます。もっとも簡単なのは運動時間、ほかに歩数などあります。込み入った分析となると、移動距離や心拍応答、加速度計でとらえる活動強度もあります。
子供の体力を鍛えられる+大人も一緒に楽しむことができる運動があれば最高だと思いました。
インドア派の子供が増えてます。
家でもできる遊びと、効果を教えてほしいです。
コメントありがとうございます。
走ったりなどのダイナミックな運動は、難しいかもです。片足立ちなどバランスを整える運動や、手足の操作系の運動もインドアでできると思います。後者は例えば、左手で紙ヒコーキを飛ばしたり、ごみ箱をゴールに見立ててシュートしたりでできますね~
家の中でゲームやスマホを見たりと太陽に当たらず生活している子供が多くなってきているので, 運動でなくとも太陽の光を浴びさせるようにしたいです。
運動することが少なくなってきている今, 楽しみながら 体を動かすことの大切さを知るきっかけになると思うので良いと思った。
鬼ごっこでも鬼と逃げる側では, 体の動かし方が異なると思います。どの鬼ごっこが子供たちが主体的に楽しみ, 体を一番動かしているのか気になりました。
コメントありがとうございます。
逃げる役割の子は、側方後方への動きの調整がより多くなりますね。
子どもたちには、王様鬼ごっこのようなゲーム性、チーム、役割などが求められるものが好評でした。
子供の運動の写真を見た時, とても明るくて爽やかな感じがしました。
子供の運動習慣が低下している理由の一つとして運動できる場が少ないからなのかなと思いました。運動することで身に付く力はたくさんあると思いました。頑張ってください。
子供の外遊びが減っているので, 体を動かせるイベントをお願いします。
コメントありがとうございます。
地域での関心が高まっているので、地域でもいろいろなチャンネルが提供されてきたように感じます。インドアだけでなく、アウトドアイベントもチャレンジさせてもらいます。
鬼ごっこを4つのエリアに分けているのが面白かった。
子供の運動不足, 私たちの周りでも聞きました。しゃがむことができないこもいる!? 研究したことをどんどん発信してほしいです。
コメントありがとうございます。
研究ベースでもいろいろな知見が発信されていますが、加えて日本スポーツ協会が子どもの遊び環境について、多くの取り組みをされていて、私自身も大変参考になっています。
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/acp/
現在の社会では, 大人たちが「競争」ということに関して敏感に反応していて, その影響が子供達にも表れていると感じます。誰でも一等賞的なものが, 負けず嫌いを少なくしていると考えます。誰でも得意を伸ばすことができればよいですね。
コメントありがとうございます。
成功・達成を求めていろいろ工夫や努力することは大事と考えます。結果も見据えながら課程も褒めてあげられる大人になることを、私もテーマとしています。
ありがとうございます。
高校の体育の先生に, 野球のフライをキャッチできる人が少なくなっていると聞いたことがあります。小さいの運動経験が少ないと思います。研究は動画やAI等で分析しているのですか?
コメントありがとうございます。
動きの分析は近年、大きく飛躍しています。それらと幼少期の運動習慣との関連は、興味深いテーマです。
運動することは体の機能を維持するのにとても大切。子供時代から体を動かす習慣をつけて老後も元気に過ごしたい。
最近の子供たちはゲームや動画ばかりで水遊びすることが著しく減っています。また, 交通が発達したことにより, 外遊びできる場も場も無くなっているため, とても子供を育てにくい環境になったなあという感じです。
「子供の運動遊びを考える」という機会を作ることが課題解決につながると思った。
運動が嫌いな子にどういうアプローチをするといいのかな。
コメントありがとうございます。
小学校に入った段階で運動嫌いという児童を時々ききます。まず幼少期に運動・スポーツということでなく、遊びという切り口で身体に親しむ機会が増えれば、その後の運動嫌いは格段に減ると考えています。
すでに嫌いな子どもには、ちいなさできることに少しづつチャレンジして、チャレンジしたことを褒めつつ、達成感(有能感)を積み重ねていくことが、糸口のひとつと考えます。
小さいうちからごく基本的な運動を手軽に教われるところを増やしてほしい。また, 別に集中して習いたい子供も色々試せると良いと思う。
外で遊ぶ姿を全く見なくなりました。運動から学べることはたくさんあると思います。
運動の種類によって, 深谷期待できる効果をそれぞれ検証(具体的には数値化やグラフ化)することで, 全ての人の共通の運動教育を行うことができそうだなとこの論文を見て感じました。
子供の遊びを考えてくれてありがとうございます。
静岡の付属でもやってほしい。
コメントありがとうございます。
私も以前教育学部に関係しておりました。教育現場でも子どもの発育発達を考えた、系統だてた運動や運動遊びが展開されていました。一緒にお話しさせてもらう中で、私自身大変勉強をさせてもらいました。最近はどのようになっているか正確には捉えられていませんので、より発展していると想像します。私にも機会をいただければ関わらせてもらいたいと思います。