静岡県って、要配慮者にとっても防災先進県?

私の研究テーマはこんな感じです
ジェンダー・多様性の視点による防災に関心があります。災害時には、高齢者、障害者、乳幼児など、いわゆる「要配慮者」だけでなく、そのケアを担う人々もより困難な経験をします。近年、各自治体は、災害時の被災者支援や災害への備え、例えば避難所運営や備蓄で、これらの人々へ配慮する対策をとっています。しかし、対策の導入具合には自治体の間で差があり、災害が実際に襲った時に対策が実践されるかどうかにも、格差がみられています。どこで被災するかが、避難生活を左右するかもしれません。どうすればジェンダー・多様性の視点による防災対策が実践されやすいのか? これが、私が現在取り組んでいる研究テーマです。
こんなこと知りたい、話し合いたい、教えてほしい!
実践されやすい、成果を出しやすい政策とは、どんな政策でしょうか。
これが私の得意技です! このことなら私に聞いて~
「社会ジェンダー分析」(企業、業界、学校、団体、地域などを単位に、誰が、どんな権限や資源で、何の活動を担い、その要因は何かを明らかにする手法)ができます。どんな課題分野でも対応します。
“静岡県って、要配慮者にとっても防災先進県?” に対して20件のコメントがあります。
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「対策の導入具合には自治体の間で差があり」とのことですが,これは国としてもう少し統一した指針やシステムを作ろうという動きがないのでしょうか?なんでも地方に丸投げだとそのようになってしまうかと思います。
コメントありがとうございます。
今のところ自治体間の差の要因としては、①人口規模(県庁所在地、政令都市などは進んでいるが、町村部では遅い)、②多様性配慮の取組が防災に限らず進んでいる(自治体職員にも女性の部長・課長が多いなど)、③危機管理担当部署の人材配置が潤沢である、などが考えられます。
ご指摘の通り、少なくとも、町村部(財政的にも、市民団体の賦存状況的にもリソースが厳しい)向けに手厚い支援策が必要と思います。町村部の方が、平均的にみると高齢化率が高いので。
社会で災害のことをやったので、勉強になりました。
コメントありがとうございます。
災害というテーマは、社会科、理科、家庭科、道徳、探求学習など多くの科目で学べますね。
最近、南海トラフがくるかもしれないということで、不安になりました。被災したときにどんなジェンダー・年齢の人でも安心して実践できることがあったら面白いと思いました。
コメントありがとうございます。
「どんなジェンダー・年齢の人でも安心して実践できること」という発想はとても大切だと思います。ジェンダー・年齢・障害の有無などなど、本人しかわからない被災時のニーズがあり、まずはそれをしっかり伝えられる社会でありたいですね。みんなが我慢するのではなく。そして、できることはやる、被災したときに自分にもできることがあると思える社会でもありたいです。そのために、普段から何をしておけばよいのか・・・。
最近、親子で災害について勉強しました。もっと備えが進むといいです。
静岡県民なので、災害時の事を考えると不安です。他人事ではなく考えたいと思っています。
コメントありがとうございます。
いつ来るかわからない災害への備えを「他人事」ではなく、「自分事化」するとは、具体的にどのようなことか。人は、どんな環境や情報があれば、「自分事化」しやすいのか。考え続けています。
ジェンダー、多様性の配慮が強く求められている現在ですが、元を考えれば、相手や周囲への思いやりや配慮をもてるかだと思います。
多様性について、まだまだ地域により認識度が違うので、日常生活においての認識度を上げてゆくことが非常時の対応にもつながっていけると思います。
いつ災害が起こるか分からない中で、自分達にできること、自治体でできること、決して他人事とは思わず、考えていきたいと思った。
アパート住まいの子にとっては、地震や災害があった時、大学に来たら安心できる環境である事がうれしい。助かる。
コメントありがとうございます。
親元を離れて一人でアパート暮らしをしている大学生にとっては、とっさの場合、地域の一時避難場所よりも大学のほうが気軽に避難できるかもしれません。でも、ハザードマップをよく見てどこへ避難するのが適切か判断した方がいいですね。また、寝泊まりするほどの避難生活が必要になった場合、本当に大学でよいのか、ほかの選択肢はどうか、検討しておいた方がよいと思います。
災害がとにかく心配です。備えや防災の意識を常に考え、生活出来るようになればよいのですが…
日々、何もなければ薄れて行きます…
僕も最近、学校で災害について学んだので、勉強になりました。
まだまだ防災・減災の意識が低い大人が多い。企業が従業員に対する防災教育を義務化するのはどうでしょう?
コメントありがとうございます。
企業の防災については、最近、組合からの研修依頼などをよくお受けするようになりました。関心は高まっているようです。BCP(事業継続計画)の作成への参加・周知などが、防災教育を兼ねることにもなると思います。
多様性が好まれる現代で、ジェンダーのことについて詳しく学ぶことは大切だし、災害のときだからこそ、そういった人たちのこともないがしろにしてはいけないなと感じました。
大雨のとき…
静岡のすごさを知りました。